予約物件をレンタルする

新型コロナ感染症が5類通常感染症に格下げされて移動自粛態勢が解除された20235月以降、日本人オーナーが一気にハワイのタイムシェア予約を再開したことで昨年から今年にかけて日本人に人気のシーズンはハワイ各リゾートの予約の空きが減って、ポイントがあるのに行きたい時期に予約の空きがみつからず予約が出来ないまま結果としてポイントを翌年に持ち越した方もみえるでしょうし、新規購入やアップグレードで頂いたボーナスポイントが新型コロナ禍で思うように使えず期限が近づいている方もみえるかと思います

まだまだタイムシェアを活用して行ける時にはハワイやラスベガスやオーランドで「暮らすように旅をしたい」けれども、たまたま今年や来年は事情があっていけないのでその分のクラブポイントを持て余してしまうという場合には、予約物件(のポイント)レンタルは余ったポイントを無駄にせず年末の負担になる管理費支払いの足しにするなど有効活用するための一つの選択肢になります。

ヒルトンのタイムシェアには「ゲスト宿泊」という制度があって、HGVCオーナー本人が宿泊しなくともオーナーが事前にゲストとして登録した方ならヒルトンタイムシェアをお持ちでなくてもオーナーと同じ立場で滞在できてリゾート内の施設も自由に利用することが可能です。
この制度は元々オーナー登録していないオーナーの親族や友人、或いは法人所有の場合はその法人の従業員やその家族などがタイムシェア滞在旅行を楽しむことを想定して設けられた制度と考えますが、(例えばオーナーから何親等までとか)ゲストとして登録できる関係の範囲が厳密に制限されている訳ではないので、お互いの合意の元でオーナーがレンタル相手の方をゲスト宿泊者として登録さえすれば誰でもゲストだけで宿泊させてあげることが可能です。

予約物件をレンタルするには、兎に角レンタル相手を見つけることが一番重要です。 多くのタイムシェアオーナーさんはタイムシェア関係のSNSなどに入って日常的にオーナーさん同士の情報交換に参加されていると思いますので、そのような場でポイントレンタルを呼びかけて借主が現れれば希望日程などを確認しレンタル金額の下打ち合わせを経てリゾート予約を済ませてからレンタル料金の受け渡しやゲスト登録を行うのが双方に不本意を残さない無難なやり方です。

或いは保有ポイントが許す範囲で日本人旅行者に一番喜ばれそうなラグーンタワーなど人気のリゾートの素敵なお部屋を先に予約してしまい、その物件と日程を条件にレンタルを呼びかける方法もあります。

既にタイムシェアをお持ちのオーナーさん相手にレンタルを呼びかけるよりタイムシェアをお持ちでないハワイ好きな方にレンタルをオファーした方が希望者に出会える可能性が高い気もしますが、タイムシェアオーナーが集まるグループSNSくらいしか借り手に呼びかける手段がなく、タイムシェア以外のグループSNSなどで呼びかけてもオーナーではない方はタイムシェア自体を余りご存じないのでレンタルするリゾートの魅力やレンタル価値が伝わりにくいのが現状ですので結局タイムシェアオーナーに呼びかけるのが一番効率が良いことになります。

但し有償でクラブポイントをレンタルすることはタイムシェア運営元のHGVCにとって歓迎される行為であるか、もっと言えばルール的に禁止されていないかについては、これまでタイムシェア関係のSNSなどでも信頼性の高い確たる情報を見たことがありませんのでドクターは正確にわかっている訳ではありません。
HGVC
サイドも(スパイではないですが)メジャーなタイムシェア関SNSグループにはそれぞれメンバー登録してその中の投稿や議論などから常にオーナーさん達の興味対象や懸念対象などの情報を収集していると思われますが、これまで何度も目にしてきたポイントレンタルのオファー投稿などに対してそのグループにHGVCから忠告が入ったなどの話は聞いたことがないので、HGVCもおそらくポイントレンタル行為を厳しく禁止はしておらず特に問題視してはいないと感じられます。

ご興味を感じられるオーナーさんは、タイムシェアオーナーが沢山集まるSNSグループにまず入って情報を収集するところから始めることをお勧めします。

 

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